超初心者のモバイルサイト構築

ケータイのブラウザの機能的特徴

・クッキーが使用できない端末の存在
JavaScriptが使用できない端末が大半
Refererなどのリクエストヘッダの制限
・HTTPレスポンスの容量制限

3キャリア対応ケータイ

超初心者ですが、ケータイサイトの構築のために調査した内容についてメモした備忘録です。

文字コード

国際的にもUTF-8が推奨だがDoCoMoではshift-jisが指定されている
 ⇒shift-jis

CSS

CSSが使用できないケースを考慮する必要有り。(構造的なマークアップを行う)
CSSは一度読み込むと2頁目以降はキャッシュを参照できる。

  ・FOMAより前の機種(初期のFOMA21xxシリーズも含む)
   ⇒使用不可
  ・2009年3月以前の機種(iモードブラウザ1.0搭載端末)の場合
   ⇒外部ファイル、ヘッダ部ともに使用不可だがstyle属性は使用可能
    xhtmlでContent-typeヘッダの記述はapplication/xhtml+xml
  ・2009年5月以降の機種(iモードブラウザ2.0搭載端末)の場合
   ⇒外部ファイル、ヘッダ部共に使用可能
    html、xhtmlどちらもCSS対応可能なのでContent-typeヘッダの記述はtext/html

   ⇒外部ファイル、ヘッダ部共に使用可能

画像形式

 ⇒GIFとJPEGは使用可能

tableタグ

レイアウト目的の場合はCSSを使用すべき

   ⇒以前は使用不可だったが、2005年11月発売のdocomo902i以降は使用可能(入れ子は不可)

   ⇒使用可能(table要素の入れ子は5個まで)

   ⇒使用可能(入れ子は不可)

横幅サイズ

 ⇒240pxだがぴったりだと入りきらないので228ピクセル以内

フォント
  • 文字サイズの指定

   携帯端末側で設定が効かなかったり、各機種で表示が異なるため使わない方がいい。


   docomoの文字の大きさが「3段階」までしかなく、一番大きいフォントは
   見栄えが悪いので「2段階」で設定
    ⇒x-small(もしくはxx-small)とmediumを使用する

  • 太字

   DoCoMo
    ⇒iモードブラウザ1.0:2008年冬モデル以降は使用可能
   au
    ⇒使用不可
   softbank
    ⇒使用可能

背景画像は1つ

 bodyタグのみに指定可能
 背景色は何種類でも問題ない

違う背景色の連続

 使用可能
例外)au
 ⇒要素と要素の間に隙間があく(divを入れ子にして対応)
例)

<div style="background:#84775d;">サイト内検索<br />
<div style="background:#f6f0e3;">フォームのパーツ</div>
</div>
フレーム

 未対応機種が多数存在するため使用不可

ポップアップウィンドウ

 未対応機種が多く、また操作性が悪いため使用不可

リフレッシュ(画面表示後一定秒数後に指定画面を再表示する機能)

 未対応機種が多数存在するため使用不可

FlashJAVAアプレットなどの埋め込みオブジェクト

 使用できない端末があるため使用不可

JavaScript

 使用できない端末があるため使用不可

横スクロール

 使用不可(DoCoMoは使用できない)

ケータイサイト構築時の注意点

 携帯端末の容量制限の問題と、スクロールの操作性が悪いため最低限の内容に絞る。
 また、長い文章や分かり難い言葉を使用せず簡潔に表示する。