Making Android on BeagleBoardの勉強会について
Android勉強会の勉強内容をまとめます。
■勉強内容
・AndroidをBeagleBoardにインストール
・日本Androidの会福岡支部版Android開発の企画(ブレーンストーミング)
■BeagleBoardについて
TIが販売しているARM系のCPU搭載開発ボード
特徴は、なんといっても高性能なのに安い、とりあえず回路図とかほぼすべてオープン
■BeagleBordのスペック
OMAP 3530(Cortex-A8 500-600MHz + C64x DSP + Graphics Accelerator)
128MB SDRAM
256MB NAND Flash
USB 2.0 OTG
USB EHCI Host
DVI-out x1
SDスロット x1
■BeagleBoardの周辺機器
電源関連(ACアダプタ等)
RS232C関連(IDC10←→DSub9pin変換、ストレートケーブル、USBシリアル変換)
USB関連(USBハブ、A->MiniA変換ケーブル、USB-LANアダプタ)
HDMIとDVI変換ケーブル
SDカード
■AndroidのBeagleBoardへのインストール
Androidを用いてBeagleBoardへのポーティングを行う
・作業手順の概略
(1〜5の作業はVMware上のUbuntuで作業)
1.SDカードのフォーマット
・SDカードをLinuxにマウント
・fdiskでSDカードのパーティションを作成
ブート用のW95 FAT32(LBA)パーティション
・SDカード上のパーティションをフォーマット
2.Android(2.6.26ベース)ソースの取得とビルド
3.SDカード上にAndroidのルートファイルシステムを構築
4.サイトよりLinuxカーネル(omap3向けカーネル)、Androidのパッチ、
TLSパッチとframebufferパッチを取得
6.TLSパッチ、framebufferパッチをあてる
8.SDカードからAndroid起動
■福岡支部のオリジナルAndroidの開発の企画
ブレーンストーミングにより一人5個ずつアイデアを出す